大切なのは誠実さと熱意。学歴・業界経験は問いません。わたしたちと一緒に働きませんか?
人生を豊かにする仕事を一緒に。
キャスティングディレクター鈴木 優太
入社後はすべての部署でアシスタントを経験。
その経験一つひとつが、今のキャスティングにつながっています。
アルバイトをしていた飲食店で、当時プロモデルスタジオの社員だった常連さんが一緒に働いてみないかと声をかけてくれたことが僕の入社のきっかけです。
どんな能力があり何ができるか、ということよりも「信頼」や「人柄」を重視する社風だったことから、業界未経験の僕でも無事に入社することができましたが、入社してから2年間は業界を知るために全事業部のアシスタントに徹していました。
今でこそキャスティング事業部として、一般企業をクライアントに毎日やりとりをしていますが、入社当時はBOOKやコンポジットなどのモデル事務所への営業をはじめ、モデル個人の相談窓口になる毎日。モデル・タレント(=表舞台での表現者)と同じ目線に立つことを意識し、表現者の気持ちをたくさん考えていたように思います。写真の色味ひとつとっても、そこにどれだけのこだわりと想いがあるのか、そんなことをゼロから勉強させてもらっていました。
今思えば、この全事業部でさまざまな切り口からこのモデル業界・芸能業界を知り、考えるきっかけを与えてもらったことが、今のキャスティング業務を担う上での基本となっています。扱う商品が「人」であるからこそ、何を大切にしなければならないか、常に初心に還り考えるよう意識しています。
キャスティングはお客様の「イメージ」を理解し深めること。
時にお客様を越えて、イメージ戦略を提案します。
入社し3年目、会社が適性を見極め配属が決まったのが今のキャスティング事業部でした。もちろんアシスタントからスタートしましたが、BtoBの仕事はこれが人生で初めてと言っていいほど。月に20件ほどほぼ毎日、先輩の後につきお客様のところへ訪問をさせていただきましたが、その度社会の広さを知り、さまざまな企業や人を知れることが何よりも楽しかったことを覚えています。
突然ですが、皆さんは「キャティング」と聞いて何を思い浮かべるでしょう。
釣り道具?笑
ではないですが、間に入って人と物事をつなげている仕事、のようなイメージをされる方が多いのではないかと思います。もちろんこれも正解です。ただ僕がこの仕事に従事するようになり一番感じていることは「キャスティングは目的を達成するひとつの手段でしかない」ということです。
正直、配属前は“ただ間に入る仕事”“イメージを具現化する仕事”くらいにしか思っていませんでした。でもキャスティングにとって本当に大切なのは、この「イメージ」を理解し深めることだったりします。時にその理解はお客様の考えを超えていかなければならないこともあります。お客様と深く摺り合わせをしていく中で、キャストが全然違う方向性になることだってあるし、キャストいらないね!となることだってあります。なぜキャストを使いたいのか、なぜそのキャストなのか、その背景を知ること、そこから最高のイメージ戦略を提案すること、それこそが質の高いキャスティングの実現に繋がると感じています。
大手企業や海外企業からの大型案件依頼。
キャスティングを通じて広がっていく世界にわくわくします。
これは先に言及したイメージ理解の重要性とはまた違った角度の案件ですが、大手通信教育企業ベネッセコーポレーションの案件は、僕にとってはじめて獲得した大型キャスティングです。まさしく“大企業”との年間契約であったこの案件は、緻密な調整やそこに関わる人の数も多く、大きく成長させてもらえた案件でした。
今回の商材だった『進研ゼミ』は子供が主のイメージビジュアルのため、自社のスタジオで行ったオーディションには1日で親御さん含め200名が参加し、その日のうちにプロフィール撮影や選抜までもが行われました。限られた時間の中でどう効率よく進めるか、社内での事前打ち合わせや香盤表作りも万全に、当日は無事滞りなく終了。お客様にも満足いただける結果となりました。
他にも、エルメスなどの海外大型案件も経験させてもらえたり、大きな壁を越える度、キャスティングという仕事を通じて自分の世界や知見がどんどん広がっていくことに、とてもやりがいを感じています。
タレント案件を通じ改めて芽生えたやりがい。
集大成とも言える現場での一体感・緊張感がたまりません。
キャスティング人生に於いて僕の考え方がまた大きく変わった案件が、タレントの藤本美貴さんを起用した案件です。今までモデル起用の案件が多かったこともあり、はじめて名前のあるタレント(芸能人)を扱ったという意味でも印象的な案件でした。
この案件を通し勉強させていただいたことはたくさんありますが、タレントの案件は何より、現場が楽しい。実際現場までのやることや現場での動きはモデルの撮影と同じですが、やはり金額も含めてお客様のそのタレントや案件に込める“想い”が強い分、現場の緊張感や一体感、空気感が全く違います。
タレント案件は、契約書をはじめ撮影までの連携や確認事項も多くなるからこそ、お客様との関わり方も深い。キャスティングの立場であっても、企画からクリエイティブ全てに関わっている感覚にとてもやりがいを感じます。お客様の気持ちをより考えるようになり、キャスティングにより一層やりがいを持てるきっかけにもなりました。
日本中世界中、出会えない業種業界がない。
会社に、自分に、できることはお客様の数だけあります。
僕の携わる仕事は正直「キャスティング」と一言で言うにはもったいないと思っています。
これはやってみないと感じれないことかと思いますが、想像以上の出会いとそこから得られる価値がたくさんある。そして間に入る立場だからこそ、できること、考えられることがお客様の数だけあるんだと感じます。提案の流れは確かにどの案件も同じかもしれません、でも中身は全然違う。常に変化を受け入れて、自分がそこで何ができるかを考えられる力が年々ついてきたように思います。
これだけ多くの業種業界の方や企業と一緒にお仕事をさせていただける仕事も少ないと思います。国からのお仕事(選挙ポスターとかね)もあれば、時に夜の世界の販促もお手伝いする…本当に入社当時では考えられない経験や気づきがたくさんです。
仕事の幅が増えるたび、一緒に働けるクリエイターや仲間も増えてきて、やっぱりこの“出会い”“繋がり”が広がっていくことが僕の一番のやりがいだと思います。今後はキャスティング業務を軸に、企画立ち上げから制作物納品まで担えるような強い土台を作っていくことが目標です。
ニッチな業界だけれど、他に同じようなこと(業界全体に多方面からアプローチできること)ができている会社はないと思います。
真似できない会社づくりを担う一人として、これからも初心を忘れず挑戦し続けたいです。
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